韓国産業通商資源部の支援事業に採択され、AIプラットフォーム基盤の半導体特化AIエージェントの現場適用を推進、AI活用の加速を図る
2025年10月27日(月)、東京/ソウル — 産業特化AI(Vertical AI)企業であるマキナロックス(代表:ユン・ソンホ)は、韓国産業通商資源部の「産業AIソリューション実証・普及支援事業」に採択され、「産業AI半導体ソリューション基盤の構築および実証」を推進することをお知らせいたします。事業費は約13億ウォン、実施期間は今月から2026年6月までを予定しています。
韓国国内の半導体装置および半導体部品産業は、複雑な装置データの標準化、AI人材の確保、カスタマイズされたソリューションの必要性など、複数の課題に直面しています。特に、データ標準化やベクトルDB基盤の構築は、個別企業が単独で推進することが難しい領域です。工程の効率化と品質向上を同時に実現するためには、膨大な製造データをリアルタイムに分析・制御できるAI基盤の構築が不可欠です。こうした背景から、半導体産業全体に特化したAIソリューションによる製造革新が、グローバル競争力強化の重要な鍵として注目されています。
本事業においてマキナロックスは、ニューパワープラズマ(KRX:144960)、サープラスグローバル(KRX:140070)、ワイシー(KRX:232140)、ジュソンエンジニアリング(KRX:036930)、ケイシーテック(KCTech)、韓国半導体産業協会(KSIA)とコンソーシアムを構成しました。自社AIプラットフォーム「Runway(ランウェイ)」を基盤に、半導体製造現場で即時に活用可能なカスタムAIエージェントを提供し、中堅製造企業のAIトランスフォーメーション(AX)を加速することを本事業の主な目的としています。
具体的には、半導体装置の出荷前後に生成されるFAT/SATレポート、故障・エラー履歴、運転ログなどをLLMOps基盤で統合分析する「品質履歴管理AIエージェント」を開発します。また、LLMOps環境をエッジ(Edge)と連携させることで、リアルタイムでの品質分析と自動アップデート・配信を実現し、製造企業における「持続可能なAI自律運用体制」の構築を支援してまいります。
マキナロックス代表のユン・ソンホは、「これまでグローバル半導体企業と多様なプロジェクトを推進してきた経験をもとに、今回の実証事業を通じて、中堅半導体企業がすぐに活用できるAIソリューションを提供し、製造競争力の向上に貢献したい」と述べています。さらに、「AIプラットフォームを基盤に、製造企業が自ら現場の課題を解決し、生産性を革新できる体制を構築するとともに、自社のAI活用能力を強化する転換点を創出してまいります」とコメントしています。
なお、マキナロックスの「Runway」は、データ統合からマルチモデル管理・運用(MLOps)、大規模言語モデル運用(LLMOps)、エージェント運用(AgentOps)まで、AIのライフサイクル全体をカバーする統合プラットフォームです。高い拡張性とセキュリティを備え、現代自動車、サムスン電機、国防科学研究所、韓国水資源公社、保険開発院など、さまざまな産業分野で導入が進んでおり、企業が自らAIを開発・運用できる環境を提供しています。
マキナロックスは本事業を通じ、半導体特化AIエージェントの実証を推進してまいります。